バンクーバーからシアトルに行きたい!でも陸路で国境を超える時の手続きっていったいどんな感じなんだろう?
バンクーバーに留学している間にぜひ行っておきたいのがアメリカ旅行。
特にシアトルはバンクーバーからも近くて行きやすいので手軽な旅行先としてもおススメの都市です。
実際に私がバンクーバーからシアトルに旅行したときの経験をふまえて、国境を超える際の手続きについて解説します!
シアトルってどこにあるの?
シアトルは、アメリカの北東部のワシントン州に位置しています。
(※よく間違われるのですが、アメリカの首都のワシントンDCとは違いますよ!)
バンクーバー中心部から230キロ程度の場所に位置しており、バンクーバーからはバスで片道4時間弱程度です。
バンクーバーからシアトルへの行き方
バンクーバー市内からシアトルへはバス、電車、飛行機が主な手段となります。
飛行機
飛行機では片道1時間程度。しかし国際線になるため、空港へ早めに行かなければならず、トータルで考えると結局バスで行くのと同じくらいの時間になるので、個人的にはあまりおススメできません。(料金も高いし…)
バス
複数の会社がシアトル・バンクーバー間の高速バスを運行しています。
最近だとFlixbusという会社が運行を開始し、お値段も安いので話題になっていました。こちらの会社だともう少し安くチケットを購入できるそうなので、気になる方はチェックしてみてください。
私が予約した時にはFlixBusは運行していなかったので、Amtrakという会社のバスを使って行きました。
チケット購入方法
WEBサイトから事前購入します。
https://www.amtrak.com/home.html
2022年5月時点で大人1枚往復で$90(アメリカドル)でした。
決済完了後に、Eチケットがメールで送付されてきますので、そちらを保存しておきましょう。(このメールから表示するQRコードをかざして乗車します。)
バスの乗り方
シアトル行きのバスは、サイエンスワールド駅近くのパシフィックセントラル駅から発着しています。
乗車場所
Pacific Central Station
バス乗り場は、駅に入って右手の方向にあります。
駅構内には座席も豊富にあるので、乗車時間までは座って待つこともできますよ。
国境を超えることになるので、税関書類を書く必要があります。駅構内のカウンターに税関書類とペンが置いてあるので、乗る前に記入しておきましょう。
※バス乗車時にも運転手さんが配ってくれたので、バスの中で記入することも可能です。
ボールペンは持っていくことをおススメします!
・バスのEチケット(印刷せずに携帯画面のQRコードをかざして乗車できました。)
・パスポート
・税関書類(乗車時点で書いていない場合は、このときに運転手さんが配ってくれます)
・ESTA(アメリカに行く際に必須の申請です!承認完了画面を念のため印刷して持参していたので、それを提示しました。)
※ESTAについてはまた別記事でまとめようと思います。
アメリカ入国審査
1時間半ほどバスに揺られて、いよいよボーダーへ。
乗客全員が全ての荷物を持って、バスを降りて審査場へ向かいます。
パスポートを提示し、指紋のチェックをした後、入国の目的を聞かれます。私が聞かれたのは、滞在目的・日数・滞在先ホテルの名前などでした。
数日間の旅行目的での滞在であれば、疑われるようなことはほとんどないと思います。
審査通過後は、別の窓口で入国税(US$9)を支払います。
現金支払いオンリーという噂も聞いていたのですが、クレジットカードでも支払いができたので、USドルを現金で持っていなくても大丈夫でした。
カナダ帰国時の入国審査
帰国時はカナダの入国審査を受けることになります。
審査時には現在有効なカナダのビザの提示を求められるので、留学先からの国外旅行時にはビザ原本を持って行きましょう!
(実は私はこの旅行時、ビザ原本を持参せずに旅行していました…スキャンしたPDFをスマホ画面を審査官に見せてなんとかOKでしたが、審査官によっては疑ってくる可能性もあると思うので、カナダ国外に出る時は必ず原本を持っていきましょう。私たち日本人にとって陸路で国境を超えることに慣れていない傾向がありますが、国境を超えるということは重大なことなのです…!)
また、帰国時は食品持ち込みに制限があるので、食品類のお土産には注意が必要です。
果物や牛乳、ビーフジャーキーなどの乾燥肉類などの持ち込みは禁止されています。せっかく買ったお土産を持ち帰れない、なんてこともあるので気を付けましょう。
ビザ原本を持ち歩くのって怖いですよね…万が一ビザ原本を失くしたときは再発行ができます。紛失して困ったときはこちらに詳しい手続きを解説しているので、この記事も参考にしてみてください。
よいシアトル旅行になりますように!