こんにちは。今回は私が通った語学学校の、カナディアンカレッジ(Canadian College of English Language)(CCEL)についてご紹介します。
バンクーバー留学を検討していて、語学学校選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです!
Canadian College of English Language(CCEL)ってどんな学校?
バンクーバー中心部にある留学生向けの語学学校。CO-OPプログラムで専門科目を学ぶカレッジ併設の語学学校なので、語学学校修了後は多くの学生が同学校のCO-OPプログラムに進んでいました。(ちなみに私は語学学校修了後はまた別のカレッジに通いました。)
バンクーバーの2大路線Expoline(Burrard駅), Canadaline(Vancouver city center駅)から徒歩7分程度でアクセスもよく、治安も良いエリアなので、通学に心配はありません。
Canadian College of English Language CCEL
Canadian College of English Language(CCEL)の初日オリエンテーション
私が入学した際(2022年1月下旬)は、コロナの影響で、初日のオリエンテーションはオンライン開催でした。
※通常は教室で対面形式で実施しているようです。
当日は事前に日本人カウンセラーの方から受け取っていたZOOMリンクにアクセスして、オリエンテーションを受講。
この日は全部で15人くらいの人が出席していたかと思います。驚いたのがこの日のオリエンでは日本人は私しかいなかったこと。
これは本当にたまたまだったとは思うけどこれが留学か~とワクワクしたのを覚えています。
学校の概要、授業時間などについて説明を受けて、休憩を挟んだ後、その場で学生1人1人にインタビュー。すごくナチュラルな流れだったけど、スピーキングスキルをこれで測定しているようでした。
質問内容は主に以下のようなものでした。1人当たり2~3の質問をしている感じでした。
雰囲気はあまり堅苦しくはなく、リラックスして回答できました。
・なんでカナダ(バンクーバー)を選んだのか?
・語学学校での目標は?
・あなたの国について教えて
事前にオンラインで受験を指示されていた筆記テストの結果と、このインタビューでのレベルを元に、英語力を総合的に判断してレベルを判定しているようです。
全ての説明・インタビュー終了後に、ZOOMの個別チャットで明日からのクラスレベルが送信されました。
ちなみに私は125レベル(中上級)となりました。
レベル分けはこのような感じです。
引用元:Canadian College of English Learning
Canadian College of English Language(CCEL)の授業時間
続いて授業時間についてお伝えします。
授業は月~金曜の週5日間あり、
・コアクラス(全員が受講するクラス)前半は8:30~10:00
・コアクラス後半は10:20~11:50
お昼休憩を挟んで、
・エレクティブ1(入学前に受講するかどうか選択)が12:50~14:20
のタイムスケジュールとなっています。
※もしエレクティブ2の授業も選択した場合は16:10まで授業があります。エレクティブ2については後ほど詳しく説明します!
金曜日はコアクラス後半がなく、少し早く終わります。
引用元:Canadian College of English Learning
上図の通り、朝8:30から授業開始で、他の語学学校と比べると開始時間が少し早めです。冬場は暗い時間から起きなければいけないので少し大変かもしれません。もし、ホームステイ先が遠い場所になってしまった場合はさらに早起きが大変かもです。
朝が苦手な人は候補にしている学校の授業開始時間をチェックして、語学学校を決める際の判断ポイントにしてもいいと思います。
学校の様子
学校の様子についてご紹介します。
授業の様子
レベル125のコアクラスでは、テキスト(文法メイン)に沿った内容を扱い、英文を読んで要約してペアで話し合う、などインタラクティブな授業でした。
ライティングに関しては、アカデミックライティングのお作法を授業で解説してもらい、宿題で簡単なエッセイを書く形式が多かったです。
毎月最終金曜日にビッグテストがあり、このテストの結果で翌月からのレベルアップ可否が判定されます。
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を満遍なく評価されます。
私の個人的な感覚になりますが、ビッグテストのリスニングが特に難しく感じました。長めの3人の会話を聞いて15問の問題に答える等、TOEICのリスニング問題の難易度をはるかに上回っていました。
エレクティブクラスは先生によって扱う内容に差がありそうなのですが、私の先生の場合は、ネットフリックスのドラマや映画や、TEDTalksを使ってスピーキング、ライティングをするなど、コアクラスよりも少しカジュアルな感じでした。
また、学校の授業では習わないようなネイティブがよく使う慣用表現なども教えてもらえました。
宿題
先生にもよるかと思いますが、宿題はあまり多く出されなかったです。
あっても1時間程度で完了できる程度の量なので、あまり心配する必要はないかと思います。
国籍比率・年齢層
最初に入ったクラスの国籍比率は、全体8人:日本3、韓国1、ペルー1、ブラジル1、中国1、ロシア1でした。
翌週からは月末のビッグテストの結果によってメンバーがガラッと入れ替わり、日本人が増えて全体13人:日本人7、韓国2、エルサルバドル1、ブラジル1、ロシア1、中国1の構成に。
国籍比率は本当に入学してみないと分からないことですが、バンクーバーの語学学校はどこに行ったとしても圧倒的に日本人が多いです。語学学校に日本人が多いのは仕方ないことなので、あまり気にしすぎない方がいいと思います。
※CCELの一般英語クラスは毎週入学可能なので、週が変わる度に新しい生徒が入ったり、卒業していったりで人の入れ替わりが多く、クラスの雰囲気がマンネリ化することは少ないかと思います。
年齢層は、20代半ばくらいが1番多かったです。日本で3~4年くらい働いて仕事を辞めてワーホリまたはCO-OPで来ているパターンが大半でした。その次に多かったのが、大学を休学してきている層でした。
一番若い層だと、高校生・高校卒業したばかりの子(南米の子に多い)が一定数いました。
私の印象としては、全体的に真面目な生徒が多く、アラサーの私でも若い人の雰囲気についていけないと感じるようなことはほぼなかったです。
Canadian College of English Language(CCEL)に通ってみて感じた良かったこと・不満に感じたこと
ここからは実際にCCELに通ってみて感じた良かったこと・不満に感じたことについてお伝えします。
良かったこと
自社開発のテキストがある
市販の教材を使うのではなく、自社開発のテキストがあり、しっかりカリキュラムが組まれているのは良かったです。
また、テキストは全てオンライン教材なので、ブラウザから閲覧することができ、重いテキストを持ち歩く必要がなかったのも嬉しかったです。また、テキストは卒業後も閲覧可能です。
韓国からの学生が一定数いる
CCELでは日本人が仲良くなりやすい(※)韓国の子が一定数いるのが個人的に嬉しかったポイントでした。
私がCCEL修了後に通った別のカレッジでは、韓国向けにセールスをしていないためか、韓国出身の生徒を見たことがありませんでした。バンクーバーにいる韓国からの留学生は日本人ほど多くないので、日本人が会話しやすい韓国人の友達は貴重な存在です!
※あくまで個人の意見です。
韓国出身の学生は、日本ともカルチャーが似ている部分も多いためか、話が合う人が多かったように思います。他の日本人の友達も韓国の子と仲良くしているのをよく見たので。
不満に感じたこと
どの学校でもある話だと思いますが、先生の当たりはずれはあります。
私は幸い評判のいい先生のクラスになれたので良かったですが、評判の良くない先生のクラスに割り当てられてしまうと、授業が苦痛で仕方なかった、という声も聞きました。
先生が合わないなと感じた場合は、日本人カウンセラーの方に相談すれば、希望する別の先生のクラスに変えてもらうこともできるので、我慢せずにすぐにカウンセラーの方に相談しましょう。
※その時点の各クラスの生徒数にもよるので、希望する先生のクラスに変えられるかはその時の状況次第になります。
エレクティブ2は要らない
CCELでは、授業のコマが3部構成になっています。
コアクラス、エレクティブ1、エレクティブ2の3部で、大半の生徒はコアクラス+エレクティブ1を受講していました。
Canadian College of English Learning
私は多く授業を受けて英語学習時間を長く持った方がいいと思い、エレクティブ2の授業まで受講したのですが、これは取らなければよかったと後悔しました。
エレクティブ2まで取ると、学校が終わるのが夕方4時くらいになってしまい、結果的に朝8時~夕方4時まで学校にいることになるため、終わるころにはかなりヘトヘトになります。
また、エレクティブ2の内容は、だいたいエレクティブ1の内容と同じようなことをやるので、正直なところ、受講の必要性をあまり感じられませんでした。
その分お金も多く払っていたからお金を無駄にしてしまったなあと後悔です。
私も含め、エレクティブ2を取っていた人たちの多くは、エレクティブ2取らなきゃ良かったと言っていました笑。
エレクティブ1までの受講なら午後2時くらいに終わるので、その後に自習したり、友達と遊びに行ったりできるので、その方が絶対に有意義になると思います
そういえばワーホリで来ている人の中には語学学校ガッツリ半年通っている子も何人かいたけど、「半年は長すぎた!飽きた!」って子が多かった。
ワーホリの人なら語学学校に通うのは2~3か月くらいがちょうどいいと思うなぁ。
Canadian College of English Language(CCEL)まとめ
今回はCanadian College of English Language(CCEL)についてご紹介しました。
- 朝8:30から授業開始なので、朝が苦手な人は注意!
- 市販の教材ではなく自社開発教材で学習できる(ブラウザから閲覧可能)
- 日本人多め
- 韓国からの学生も一定数いる
- エレクティブ2の授業まで取る必要はない!
これからバンクーバー留学を考えている方の語学学校選びの参考になれば幸いです!